【時短】双子のミルク作りが劇的にラクに!完全ミルク育児で役立った5つの工夫【効率化】

悩めるパパ

赤ちゃんが泣いて待っているから、1秒でも早くミルクを作って飲ませたい!  

あなたもこのように焦ってしまった経験はありませんか?
子どもが泣いているだけで慌ててしまうのに、その状況を横目で見ながらミルクを作るって、なかなか苦行ですよね。

僕も焦って失敗して何回もミルクを作り直すはめになり、イライラしてしまった経験があります。

育児初心者だった僕が実際に試行錯誤をした結果、いくつかのちょっとした工夫でより早くミルクが作れるようになりました。

この記事ではミルク作り初心者のパパに向け、我が家で実践したミルク作り効率化の5つの工夫を紹介します。

この記事を読むことでミルク作りが少しでも早くなり、双子育児で悩むパパ・ママの毎日の負担が軽くなればうれしいです!

目次

ミルクの作り方の基本

そもそもミルクってどうやって作るの?というパパに向けて、かんたんに説明します。もうわかってるよ!というパパやママは復習を兼ねてサラッと読み流してください。

ミルク作りの基本的な流れは以下のとおりです。

1.手を洗う

手にはたくさんの菌が付着していると言われています。菌が哺乳瓶などを通じて赤ちゃんに感染しないよう、準備の前に必ず石鹸でしっかりと手を洗いましょう。

2.哺乳瓶・粉ミルクなどを準備する

哺乳瓶と粉ミルクを準備します。当たり前ですね。

3.70℃以上のお湯を半量注ぐ

お湯の温度は70℃以上が推奨されています。これは、粉ミルクに含まれる細菌を減らすためです。必ず守りましょう(詳しくは厚生労働省の資料をご参照ください)

寝ぼけているとこぼします。熱くて目が覚めます。

4.粉ミルクを計量して哺乳瓶に入れる

缶に月齢ごとの分量の記載があるので、その量を計量します。スプーン1杯とはすりきりの量です。だいたい缶の蓋の裏に、すりきるための出っ張りが付いてます。3と4は使用する粉ミルクによって前後する場合があります。寝ぼけているとこぼします。

5.規定量までお湯を足す

ちゃんと哺乳瓶の横から水平に目盛りを見てお湯を注ぎましょう。

6.混ぜる

粉ミルクがダマにならないように、しっかりとゆすって混ぜましょう。粉ミルクによって溶け方が違うのが不思議。

7.乳首をつける

手に付いた菌が乳首に付着してしまうため、赤ちゃんが口を付ける先端部分は触らないようにしましょう。

8.人肌まで冷ます

ミルクが熱いと赤ちゃんが火傷してしまいます。ミルクが冷たいと赤ちゃんが飲みません。赤ちゃんは敏感でグルメなのです。はじめはわからないので温度計を使うと良いでしょう。僕はめんどくさいので手にミルクを垂らして温度を測っていました。

9.赤ちゃんに飲ませる

あともう少しで終わります!頑張りましょう!我が個が一生懸命ゴクゴクしているのを見ていると疲れも吹っ飛びますよね。僕はあまりにも眠いとき、この時間の記憶がないことがありました。

10.哺乳瓶を洗浄・除菌する

次の授乳に備えて、哺乳瓶などの洗浄と除菌をします。お疲れ様でした。ここまでちゃんと読んだあなたはきっと真面目で誠実です。僕には真似できない。こっそり自分を褒めましょう!

我が家で実践した5つの工夫

どうにかして早く寝たい僕たちが試行錯誤の上、実際に導入した工夫が

  • ミルクボックスで「探す手間ゼロ」
  • 電気ポットで「お湯準備を自動化」
  • 専用スプーンで「計量ミスを防ぐ」
  • 氷水で「冷ます工程を高速化」
  • 哺乳瓶ストックで「洗い物の余裕を確保」

です。

工夫1:ミルクボックスで「探す手間ゼロ」

ミルク作りに使う道具って、細々したものがたくさんありますよね。

粉ミルク、スプーン、哺乳瓶、フタ、お湯用の軽量カップなど…。

授乳のたびに、あれはどこに置いたっけ?と探していては時間の無駄です。そこで、必要なものを全部まとめて1つの箱に入れてミルクボックスを作りました。

寝る前にミルクボックスをキッチンの上に置いておきます。ミルク作りに必要なものが全て揃っている状態なので、夜中の頭が働かない状況でも探さなくて済みます。片付ける際も、その箱にとりあえず入れておくだけで十分です。日中余裕があるときにきちんと整理していました。

我が家で使用していた箱は、無印良品のポリプロピレンファイルボックス1/2です。

画像引用:無印良品公式サイトより

白を基調としたシンプルなデザインで、キッチンの上に出しっぱなしにしていてもおしゃれに見えます。

取っ手が付いていてボックスごと持ち運ぶことができるため、寝室でも即ミルク対応できます。

枝豆茹太郎

使わなくなっても、他に転用できるのでおすすめ!

工夫2:電気ポットで「お湯準備を自動化」

ミルク作りに欠かせないのがお湯です。

当初は電気ケトルで沸かしていました。いくら沸くのが早いとはいえ、僕は待っている時間がもったいなく感じました。また、使っていたケトルの注ぎ口が広く、注ぐときにこぼしてしまってストレスでした。

そこで、電気ポットを導入しました。

我が家で採用したのはタイガーのとく子さんという機種です。

画像引用:タイガー公式サイトより

3リットルの大容量なのでお湯が尽きる心配はありません。

湯温を80℃に設定していました。電気ケトルでは少し冷ます手間がかかりますが、電気ポットであれば、常に適温のためすぐに注げて時短になります。
ちゃんとミルク用に70℃設定もあります。ちょっとでも温度が高いほうが殺菌効果があるのではないかと思って使わなかっただけで根拠はありません。

夜中の授乳でも、ワンタッチでサッと注げるのが、もう最高。
レバー式の給湯とコードレスでのエアー給湯機能があるため、万が一停電になってもお湯を注げるということは心理的なメリットでした。

SNSで人気のウォーターサーバーと悩みましたが、コスト面と設置場所を考慮して導入を見送りました。この点をクリアできる場合は、ウォーターサーバーも候補に入れて良いと思いますよ。

枝豆茹太郎

見送ったと書いていますが、実際は外出先でノリで契約してしまい、帰宅後冷静になって慌てて解約手続きしただけです!

工夫3:専用スプーンで「計量ミスを防ぐ」

ミルク缶に付属の粉ミルクスプーンって、20mlしか測れないんですよね。飲む量が少ない間は別にそれで構わないんですけど、問題は大きくなってきてから。

例えば、100mlのミルクを作ろうとするとスプーン5杯。しかも双子なので倍の10杯

寝ぼけていたり、赤ちゃんに気を取られてしまうと、僕は「あれ…?今何杯目…?」とよくわからなくなっていました。
粉ミルクは既にお湯に溶けてしまい見た目ではわからず、泣く泣く捨てて再度作り直していました。

そんなときに100均で見かけたのが、粉ミルク計量専用スプーン

画像引用:CANDOネットショップより

50ml用と、100ml用があるので、すくう回数が劇的に減りました。

すくう回数が減ると時短になりますし、計量ミスが減るので、自信を持ってミルクが作れます。

デメリットは付属スプーンとの計量の誤差が生じること。付属スプーンの1杯の量はメーカーによって微妙に異なっているためです。僕は誤差の範囲と捉え、気にせず使っていました。

枝豆茹太郎

すりきり1杯がすりきれないくらい、不器用ですから

工夫4:氷水で「冷ます工程を高速化」

作りたてのミルクって熱々で、なかなか冷めないですよね。

はじめはボウルに水を流して冷ましていましたが、誤って水が哺乳瓶の中に入ってしまったり、こぼしてしまったりとうまくいきません。
湯冷ましを使ってミルクを作る方法もありますが、事前に沸かして冷ましておくという準備が面倒くさくて長続きしませんでした。

そこで、使うようになったのが氷水。作ったミルクを哺乳瓶ごと氷水の中に浸けるだけ

我が家ではたまたまあったホーローの保存容器が、使っていた哺乳瓶2本がちょうど入るサイズでした。

哺乳瓶を保存容器をセットして、後から隙間に水と氷を流し込む方法がベストでした。

氷水で急速に冷やすとガラスが割れてしまう場合もあります。怪我や誤飲が無いように気をつけましょう。

水に浸けてから徐々に氷を足すようにしていました。意味があるかはわかりません。

冷まし過ぎたら容器の氷水を捨て、ポットのお湯を入れて湯煎していました。

枝豆茹太郎

寝ぼけて温めたり冷ましたりを何回も繰り返したこともあったなぁ

工夫5:哺乳瓶ストックで「洗い物の余裕を確保」

我が家で使っていた哺乳瓶は「ピジョンの病産院用哺乳びん(直付け式) KR-100 耐熱ガラス製 100ml」です。

画像引用:ピジョン医療従事者向けサイトより

出産した病院の売店で売っており、1本220円の激安価格でした。メーカーはピジョンで日本製。同メーカーの一般的な哺乳瓶は1本2000円位しますので、その価格差に驚きです。0が1個足らないのでは?と何度も確認しました。

妻が即買いしたあと、病院に行くたびに買い足していき、最終的に12本位ストックしていました。

哺乳瓶の本数が少ないと、その都度洗って消毒しなければ、次の授乳に間に合わないでしょう。
ストックがたくさんあれば、今洗っても翌朝洗っても次の授乳にはなんの影響はありません。片付けのプレッシャーから開放され今洗わなくてもいいんだ〜」と思えると、精神的にかなりラクになりますよ。

枝豆茹太郎

授乳後は迷わず寝て、朝に洗ってました

まとめ:双子育児×完全ミルクなら「仕組み化」がカギ!

今回ご紹介した5つの時短テクは、以下のとおりです。

  • ミルクボックスで「探す手間ゼロ」
  • 電気ポットで「お湯準備を自動化」
  • 専用スプーンで「計量ミスを防ぐ」
  • 氷水で「冷ます工程を高速化」
  • 哺乳瓶ストックで「洗い物の余裕を確保」

どれもそれほど大きなコストはかからない、すぐに取り入れられるものばかりです。

最初はミルク作りについて悩んでいたあなたも記事を読んで、これなら「できるかも?」と思って頂けたのではないでしょうか。

おわりに:「仕組み化」で乗り切る双子のミルク生活

いかかでしたか?

双子のミルク作りは、回数も多くてスピード勝負。

だからこそ、「どう効率化するか?」はとても重要です。

我が家は当初完全ミルクだったこともあり、工夫を取り入れていくたび徐々に楽になることを実感しました。

工夫は育児の「手を抜く」ではなく、「効率化」すること。

浮いた時間を休息など自分の時間に充てることで、ストレスも減り、笑顔で子どもと接することができますよ。

赤ちゃんは心配ですが、自分の体調も大事。育児に疲れて親が先に倒れてしまっては元も子もありません。

今回紹介した工夫を無理のない範囲でぜひ試してみてください。合わなければ辞めればいいだけなのです。自分に合う方法が見つかるまで、他の方法を追い求めてみてくださいね。

枝豆茹太郎

さっさと悩みを解決して双子育児を楽しみましょう!
記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです。
それではまた次回!

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